親子で受験校を決めよう

<併願作戦> 

志望校の併願パターンの組み方は、受験の成否を大きく左右します。

広い視野で学校を選び、合格を勝ち取るための計画を練りましょう。

 

 

 

<第一志望を変えないことが大前提>

受験の直前期になると第一志望、第二志望だけでなく、第三志望以下の学校についても決めていかねばなりません。

すべての受験校を11月中に決められると、12月以降のスケジュールに余裕が持てます。遅くとも12月前半までには、親子の考えをまとめておきたいところです。

 

 併願作戦を考える上で、まず忘れてはいけないのが、第一志望をブレさせないこと。第一志望を変えてしまうと、子どもが過去問演習をがんばってきた意味が薄れてしまい、直前期のモチベーションが大きくダウンする恐れも。模試の偏差値が伸び悩んでいたとしても、安易に変更しないように注意しましょう。

 

 一方、第二志望、第三志望の学校を決める場合、合格可能性が80%以上に達している「合格有望校」、50%の「実力適正校」、20%未満の「チャレンジ校」の3つをバランスよく選ぶことが、重要なポイントです

特に、早い時期に受験する学校には、合格する可能性が高い「合格有望校」を組み込んでおくのが一般的なパターンです。早い段階で1校でも合格を得られると、子どもの不安が軽くなり、第一志望の受験に向けて、よい流れで勉強が進められます。

 

 

 

<複数回入試を上手に活用しよう>

 現在、首都圏には約300校の私立中学がありますが、その中で入試日が1日しかない学校は30未満。つまり、9割以上の学校では、試験日を2回以上設けています。この複数回入試を積極的に活用することも、併願作戦を成功させる上で重要なカギを握ります。

 

 複数回入試を受けるメリットとしては、受験科の軽減措置や過去問演習の負担を減らせることなどが挙げられます。さらに、子どもがほぼ同じ状況で試験を受けられるため、比較的リラックスした状態でテストに臨めることでしょう。

 

 また、試験を2回以上受けた受験者に対して優遇措置を採る学校も少なくありません。募集要項をチェックして、積極的に活用してみるのがおすすめです。

 ただし、学校によっては1回目の試験よりも2回目、3回目の試験に受験者が集中し、結果として合格のハードルが高くなるケースもあるため、注意が必要です。

 また、第一志望の学校が、子どもにとって「チャレンジ校」の場合は、2月2日以降の受験校を選ぶときに気をつけてほしいことがあります。それは、あらゆる事態を想定して、「実力適用校」や「合格有望校」を確保しておくことです。

 

例年、第一志望と同じレベルの学校ばかりを2月2日以降にも出願し、合格に恵まれず、あわてて受験校を増やす家庭が少なくありません。しかし、学校の教育方針や入試の出題傾向などを十分にリサーチしないまま試験に臨んでも、よい結果には結びつきにくいでしょう。

 

併願作戦の理想パターンは、前で紹介しているように、併願校のレベルに段差をつけること。反対に、難易度の高い学校が横並びで続くようなスケジュールは、最もリスクが高いことを親子で理解しておきましょう。

 あらゆる状況を想定し、複数の受験スケジュールを計画しておくと万全です。

 

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