私立大学一般入試が本格的にスタートするのに先駆けて、リセマムでは2016年度の入試結果から首都圏・私立大学の受験者数や合格倍率、入学辞退率を紹介する。

 首都圏の私立大学の中から、募集人員が1,000人を超える明治大学、早稲田大学、法政大学、日本大学、東洋大学、立教大学、中央大学、青山学院大学、東京理科大学、慶應義塾大学、上智大学、駒澤大学、明治学院大学、國學院大学、成蹊大学、学習院大学を比較する。

 そのうち志願者数が10万人を超えたのは明治大学、早稲田大学、法政大学、日本大学の4大学。法政大学と日本大学は昨年と比べて6千人ほど志願者数が増えて10万人の大台に乗った。

 受験者数を指標としたときに見る人気ランキングでは1位が明治大学、2位が早稲田大学、3位に法政大学と昨年と順位に変化はない。

 また合格倍率は青山学院大学がもっとも高く5.8、続いて早稲田が5.6と続く。

 また入学辞退率(合格者数と募集人員との差の、合格者数に対する割合)を見ると、54.1%で学習院大学がもっとも低かった。2位は59.4%で慶應義塾大学、3位は69.7%で上智大学という結果となった。

 各項目でのトップ10は以下のとおり、

◆受験者数トップ10

1 明治大学

2 早稲田大学

3 日本大学

4 法政大学

5 東洋大学

6 中央大学

7 立教大学

8 青山学院大学

9 東京理科大学

10 慶應義塾大学

◆合格倍率トップ10

1 青山学院大学

2 早稲田大学

3 立教大学

4 上智大学

5 國學院大学

6 慶應義塾大学

7 中央大学

8 明治大学

9 法政大学

10 成蹊大学

◆入学辞退率(低い順)トップ10

1 学習院大学

2 慶應義塾大学

3 上智大学

4 青山学院大学

5 國學院大学

6 日本大学

7 駒澤大学

8 中央大学

9 成蹊大学

10 立教大学

 なお、大学は編集部が独自にピックアップしたもの。各数値は代々木ゼミナールがWebサイトで公開している「2016年度入試結果」を参考にした。 《リセマム 編集部》