*** よい点 ***
◎御三家を中心とした合格実績は他の塾を大きく引き離す実績
◎面倒見がよい
◎しっかりと授業についていくことで早期に実力をつけることが出来る
◎他の塾よりかなり先を進むよく 練られたカリキュラム
◎少人数制の能力別クラス
◎塾内の成績によりクラス替えの頻度で生徒の競争心を持たせることが出来る
◎夏休み頃から過去問演習に取り組み始めるため、志望校対策も早期に始められる。
*** 気を付けたいところ *****
◎基本的には男子難関校のための塾。それ以外の受験生にとっては難しすぎるテキスト
◎中・下位レベルのテキスト作りが甘い。もう少し細かいレベル分けを必要とする
◎授業がハイペース、塾からの課題が多すぎて手がまわりきらない
◎基本を見直す時間があまり取れない。
◎頻繁なクラス替えが逆に精神的負担になることもある。
◎しっかり基礎が出来ていないと授業についていかれないことがある
◎親のフォローが必要不可欠
まとめ
他の大手塾との比較をしても、ハイレベルな授業。難関校への合格率は抜群の実績があります。
しかし、その分現状は甘くなく多くのお子さんがSAPIXの方針について行くことに大変な努力を要します。
SAPIX は最難関校合格を目標としスパ ルタ進学塾です。
予習よりも復習主義傾向にあり、宿題の量も多く、家庭学習・親のフォローが重要となります。
また授業のスピードも大変速く、学習においては効率重要視される特徴もあります。
***良い点***
◎メイン教材がとても使いやすく、家庭での学習もしやすい
◎模試判定の信頼性が高い
◎ベテラン講師が多い
◎勉強を楽しく学べる雰囲気がある
***気を付けたいところ***
◎長く中学受験をけん引してきた名門塾だと思われがちだが、ここ最近は他の塾も含めての多様変化も忘れてはいけない。
◎上位校対策が不十分
◎テキストの種類が多すぎて複雑
◎予習シリーズの改定によりテキストが使いにくくなった
◎土日のテストに追われがちになる
まとめ
言わずと知れた名門塾ですが、ここ数年レベルの高い生徒を他塾に取られています。御三家対策や名門校対策は難しいようです。
予習シリーズは優れたテキストですが、年々テキストの質の低下を懸念する声や
問題数がかなり少ないため家庭学習の必要性が絶対となっています。
また、他塾に比べてアルバイトのいないベテランの講師勢なのですが、一クラスの人数も多く栄光などに比べると目の届きにく状況にもあります。ただ、講師に質問しやすく説明も上手のようなので、クラスの人数が多くても意欲のある子にとっては問題にならないでしょう。しかし、自分から質問できない生徒にとっては、その良さを活かしきれないかも知れません。目的を持ってしっかりした生徒に向いた塾です。
きめ細かいフォローを求める家庭には、地域密着の塾の方が良いかもしれません。
*****良い点*****
◎中学受験塾の最大手 データ情報量が豊富
◎学生講師がいない
◎テキストの質が高く解説も充実とてもわかりやすい
◎安定した塾のシステムにより通塾していて確かな安心感を感じることができる
◎授業の内容が校舎間で統一がそこそこされている
◎中堅校から最難関校まで幅広く対応
◎特別講座(オプション)やテストの充実
◎カリキュラムテストを使用した生徒の学習進捗・成績確認できる
****気を付けたいところ****
◎一クラスの人数が多いため、復習などの家庭学習はあくまで家庭まかせ 塾からのフォローが少ない
◎カリキュラムテストで良い点を取ることにいつのまにかこだわってしまいがち
◎様々な志望校を持つ生徒が集まる塾なので、自分の志望校の対策コースが存在しなかったりもする
◎内気な子は授業中、質問がしにくい
◎沢山のレベル別クラスがあるので、志が低い生徒もいる
◎塾側のフォローが少ないわりにはテキストが多いので、家庭でのフォローが絶対条件。
◎必要のない講座(オプション)をついつい受講してしまいがち
まとめ
日能研は昔から、上は御三家などの難関中学から中堅、下位校まで幅広く合格者を輩出しています。
保護者と児童の希望に合った進学を第一に考える傾向にあり、そのレベル別とするクラス範囲は非常に広いものとなっています。
最も多くの生徒を抱える日能研は、下位のクラスと上位のクラスのレベル差がとても大きくなっていて、塾の授業方針としては、クラスごとに授業の内容を変えているため、下位のクラスから難関校に合格するというのはとても厳しいといえます。
上位クラスを維持するためには、毎週行われるカリキュラムテストで高い点数を取り続けることが必要となります。
毎回の授業の復習を確実に進め、カリキュラムテストでよい点数を取るという意識で日々の勉強に取り組むことが、日能研に通いながら中学受験を成功させる大切となります。
***良いところ***
◎体育会系の塾で、子どものやる気を引き出す熱血講師が多い
◎早稲田系の学校に強い
◎父母教室が定期的に行われ、家庭とのフォローが強い
◎お休みした時のフォローも手厚い
◎入塾時テストで学力別クラス
同じレベルのライバルと競争することで、競争に対する意識や強さが身に付きます。
***気を付けたいところ***
◎内気なお子さんには萎縮する可能性がある
◎宿題が多く、いつも追われてしまう傾向がありがち
◎指導方法が詰め込み型傾向がちで、暗記をとにかくさせる学習方法
◎神奈川の学校対策が弱い
◎指導する先生や校舎によりムラがある
まとめ
早稲田アカデミーは中学受験の塾の中でも、「体育会」と呼ばれるようなカラーを持っており、講師陣もとても熱血的です。
特に早稲田・慶應に強いという印象がありますが、最近では御三家や難関中の合格実績も伸ばしてきています。今最も勢いのある塾といっても過言ありません。
「熱血指導」という塾のイメージが定着していますが、そうした教師とお子さんの熱の入ったコミュニケーションの背景には、お子さん一人一人に最善の学習方法を提供しようという早稲田アカデミーの理念です。
よくテレビで見かける入試本番で試験を控えたお子さんを入試会場で激励する様子などは、ご家庭にとって大きな安心感につながるといえます。
塾の立場から、ご家庭と一緒に生徒さんを支えるスタンスや、教師陣のお子さんに対する面倒見の良さは他の大手中学受験塾と比較してもダントツです。
その一方で、早稲田アカデミーならではの熱血指導や、コミュニケーションのとり方は、必ずしも全てのお子さんにとって良い方向に働くとは限りません。
あくまでも相性の問題もありますが、お子さんによっては、その体育会的な方針が逆にプレッシャーとなって、萎縮してしまって本来の力を出せないというケースもあるようです。
***良いところ***
◎アットホームな雰囲気
◎先生と生徒の距離が比較的近い
◎校舎が多く通塾に便利◎少人数制
◎生徒一人一人に行きとどいた授業を目指した授業内容
***気を付けたいところ***
◎高校受験で躍進した進学塾であり、中学受験においては確立しきれていない傾向が見られる
◎教室の数が多いため、校舎カラーが地区であり違いがありすぎる。
◎学生講師の質が低い
まとめ
栄光ゼミナールは首都圏に200以上の教室を構え、中学受験塾では最大規模の生徒数を誇る塾です
栄光ゼミナールと言えば、アットホームという言葉がピッタリなくらい、
塾全体暖かな雰囲気で包まれています。その背景には、1クラスが多くて12名の少人数制クラス編成による、教師とお子さんの距離の近さがあり、大手の塾の中では教師陣の面倒見も良いといえます。もともとスパルタ系の塾ではありませんので、とても和やかな雰囲気の中で授業を受けることができますし、教師の平均年齢が低いことも、お子さんと教師の距離が近く感じられる要因となっているようです。
しかし、アタックテストを、志望校選定の判断材料とすることはあまりお勧めできません。テストを受けるお子さんの人数があまりに少なく、特に上位校を目指すお子さんの受験者数はかなり限られてしまうため、割り出される偏差値の精度が決して高いとはいえないのです。レベルによっては四谷大塚の「合不合判定テスト」と偏差値で10近くも差が出ることがありますので、上位校を目指すお子さんが偏差値をもって志望校を選定する際は、「合不合」のデータを優先すべきでしょう。
****良いところ***
◎地域密着した運営
◎授業料が比較的安い
◎独自の指導スタイルを確立しつつある
◎めんどうみ合格主義を謳っている
◎完全担任制
****気を付けたいところ****
◎本来は高校受験が専門の塾
◎千葉には強いが他県には弱く、千葉方向に合格実績が偏りがち
◎テキストは他の塾のシステムに従っているような感がある
◎生徒の意識が低い
◎塾の拘束時間が短いので家庭学習がより重要となる
◎塾内のテストの信憑性が低い
まとめ
市進学院は千葉県で高校受験指導の塾として始まったこともあり、千葉県の上位校の実績が優れています。
市進では授業中に生徒さんが自身の弱点に気づいたとしても、それを補うための十分な授業時間が確保されていないことがあり、結果的に弱点は自宅学習で補わなければならないことが多いです。
そのため自宅学習の上手さで学力の伸びに大きな差が出ると言えます。
市進は、他の中学受験塾の中でも授業時間が少ない塾です。
上位校・人気校を目指すには、授業を受けているだけでは不十分な面があります。上位クラスをキープすることは、最低条件と言えるでしょう。