これまでの努力をぶつけよう!!
入試本番
いよいよ入試当日。
試験日によくあるトラブルの対処法を頭に入れておき、子どもを笑顔で送り出してあげましょう。
★前向きな言葉で不安を和らげる★
入試当日は、余裕を持って早め早めの行動を心がけましょう。
試験会場の学校には、集合時間の30分前に到着できると安心です。
もし、何かトラブルが発生しても、親は冷静さを忘れないように。
○たとえば、朝起きたときに天候が悪かったとしても、すぐに電話で問い合わせるのは控えましょう。まずは、学校のホームページをチェックしてください。
多くの学校では朝の早い時間でも、ホームページ上で「雪の影響により試験開始時間を1時間遅らせます」「今日の試験は予定通り行います」などの発表をしています。
○同じく、電車に遅れが出たり、学校に向かう途中で忘れ物に気づいても、あわてず行動しましょう。仮に受験票を忘れてしまった場合でも、家に引き返すことはおすすめできません。それよりも、学校の窓口に申し出たほうがスムーズに事が進みます。
学校に到着したら、まずは試験終了後の待ち合わせ場所を確認。試験が終わると大勢の人が一斉に出てくるので、合流場所を決めておかないと手間取ることに。特に午後入試を予定している場合などは注意が必要です。
○多くの学校では早めに到着した親子のために体育館や講堂で待機させてくれますが、それでも防寒対策は欠かせません。子どもの手が試験時にかじかんでしまわないよう、携帯用カイロなどを活用して試験開始を待ちましょう。
○いよいよ教室に入る時間になったら、「いつも通りやれば、きっと大丈夫」「深呼吸をして、まずは1問解こう」など、前向きな言葉がけや具体的なアドバイスを心がけましょう。
○そして、子どもが試験が終えて戻ってきたら、笑顔で迎えてあげてください。試験の出来が思わしくなかったときほど不安が和らぎ、翌日以降のモチベーションが高まることでしょう。
★トラブル1★ 朝起きたら、雪が降っている!
⇒悪天候だからといって、「試験の開始時間が遅れるかも」と早合点しないように。まずは、受験校のホームページを見て、学校の発表を把握しましょう。
★トラブル2★ 予定していた路線で電車が遅れる!
⇒ほかの交通ルートを調べ、それもダメなら学校に電話をして事情を伝え、駅で遅延証明書をもらいます。入試要項には、交通遅延時の救済処置も書いてあるので要チェックです。
★トラブル3★ 受験票を持ってくるのを忘れた!
⇒学校に向かう途中で気づいたとしても、家に戻らないほうが賢明です。学校で事情を申し出てください。