京都府私立中学高等学校連合会は11日、2018年度の府内私立中入試について志願状況の中間まとめを発表した。全24校の平均志願者倍率は前年度と同じ3・5倍だった。
募集人員は前年度と比べ30人減の2450人。洛南高付属中が付属小から初の卒業生が内部進学するため50人減らしたことなどが影響した。総志願者数は77人減の8573人だった。
平均志願者倍率は2010年度に過去で最も低い2・4倍を記録したが、最近は回復しつつあり、前年度は1996年度以来の3・5倍で本年度も同じだった。
同連合会の山本綱義会長は「少子化の状況だが、各学校の取り組む教育が評価してもらえているのでは。景気が回復していることも影響しているかもしれない」と話している。入試は13日から始まる。
京都新聞
2018.1.12