桐蔭学園、男女共学に 高校と中等教育学校に再編

 

 1964年に開校した伝統校の桐蔭学園(横浜市青葉区)が、中学や高校を再編し共学化することになった。「多様化する社会に生きる力を育むには、共学がより効果的」と同学園は話し、時代を見据えた変革であると強調している。

 桐蔭学園には高校と中学、さらに中高一貫教育を進める中等教育学校の3校がある。高校と中学では現在、それぞれ男子部と女子部が並立する別学の方式を取っている。一方、中等教育学校は男子生徒のみが学んでいる。

 計画では2018年4月、まず高校が共学校となる。現在、男子部、女子部で学んでいる生徒は別学のまま卒業を迎え、その後、高校は共学のみとなる。共学化に伴い、理数科・理数コースを「プログレスコース(難関国公立大学・医学部対応)」にするなどカリキュラムの再編も行う。

 一方、中学校は共学となる中等教育学校に一本化される。19年4月の新入生からスタート。その前年、18年春までは男女別に生徒を募集し、ここで入学した生徒は別学のまま高校卒業を迎える。こうして将来的に、高校と中等教育学校に集約されることになる。

 同学園は1981年の女子部開設以来、男女別学を維持してきた。とりわけ中学生では女子生徒の成長が早く、発達段階が異なるためその教育効果が認められてきた。

 「しかし多様性がますます進む中、社会の枠組みが大きく変わりつつあります。共学でこそ育める相互理解や協働性があるのです」と語るのは今月、同学園校長に就任した岡田直哉さん。同学園は今、対話を重視する課題解決型の教育に転換しつつある。「この探究の学びを進めるために共学のメリットは大きい」と話している。

 県私学振興課によると、県内には11の男子高校と25の女子高校がある。しかし2007年に比べると男子高1校、女子高5校がなくなり、20年春には横浜高校が男女共学となるなど、再編の波が加速している。

 

 

カナロコ by 神奈川新聞

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