子供の塾代費用を節約!「特待生」制度のメリットデメリット

 

塾の特待生になる?ならない?

節約アドバイザーのヨースケ城山です。

塾の月謝代金って高いですよね。

特に中学3年、高校3年生の受験期には、少し取りすぎじゃないかと思うくらい値段が跳ね上がります。

ですが、塾も営利企業ですから、優秀な生徒を取り入れて、難関高校・大学の合格実績が欲しいのです。

そこで「特待生」という制度を設けている塾がいくつか存在するわけです。


もし、お子様の成績が優秀であれば、この特待生制度を使ってみるのも一つの手かもしれません。

 

 

特待制度の基準は?

 

特待生制度をおこなっている学習塾では、公立校、私立校でもトップクラス受験を必ず求められます。

塾の方針にもよりますが、内申でも9教科で最低でも42以上、偏差値では65以上というのが大体の基準です。

この偏差値は、塾の入塾テストの結果や外部の模試の結果により判定されます。

特待生になると塾の授業料などが免除になるので、「トップクラス校を受験する」という明確な目標がある生徒にとっては良い制度と言えるでしょう。

 

 

特待生の割引額はどのくらい?

 

塾にもよりますが、割引額を公表している塾がありますので、例としてご紹介します。

湘南ゼミナール高校受験科では、内申点を基準にして、対象期間中の在籍月1ヵ月あたり、次のような授業料の返金があります。

中学成績9科合計が「45」なら 20,000円返金「44」なら 10,000円返金「43」なら   5,000円返金「42」なら   3,000円返金 ※中1の場合は、この金額の半額になります。

 

「44」なら 10,000円返金

「43」なら   5,000円返金

「42」なら   3,000円返金

 

塾側として、このように公表しているところは珍しいです。

ほとんどの塾では入塾試験などの結果を受けて、他の生徒に分からないように、こっそりと特待生を募集しています。


他の塾の例では、9教科内申45以上なら全額免除、タダで塾に行くことが可能なところもあります。

参考情報 湘南ゼミナール 奨学金制度 https://www.shozemi.com/ryoukin/scholarship/

 

 

特待生のデメリットは?

 

公立が第1志望でも、私立のトップ校も受験必須!?

いざ特待生になってしまうと、公立トップ校を目指すのが目標であっても、私立のトップ校の受験も義務付けられます。

すると、本当にやりたいことだけではなく、やりたくない勉強も増えてしまうという事が起こります。

 

当然ですが、公立と私立では問題の傾向が違います。
公立高校は、学習指導要綱に沿った中学校3年間のまとめのテストが入試です。

ですが、私立高校では、より優秀な学生を集めようと、独自の試験を行ってきます。
すると、高校で習うような問題も出てくるのです。

それを勉強しなくてはならないのが、特待生なのです。

 

 

志望校が決まっているなら、特待生は断った方が賢明

将来的な目でみれば、高校でやるような問題を先にやるのも悪いことではないのかもしれません。

しかし、公立が第1志望の受験生にとっては、意味のないものに時間を取られるというのも事実。

いくら特待生といっても、無限に勉強が出来るわけではありません。

志望校が決まっているのであれば、特待生は断ったほうが賢明です。

 

 

おわりに

塾にもよりますが、一般的に、塾は結果主義が蔓延しています。

チラシを見ても、どんな高校・大学に何人合格したかが全てです。

言ってしまえば、生徒は商品な訳です。

ですから、生徒の志望高校・大学に合わせるといいながらも、しきりと上位校への進学を進めてきます。

それで合格できれば良いのですが、身の丈に合っていないチャレンジ校を受けさせられて落ちてしまったら、それは悲劇です。

自分の身の丈に合った学力の学校を受けるのが、本人の為にも幸せだと思います。

 

 

Column Latte 2016年10月06日

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