副校長が口止め依頼 立命館守山高、被害生徒母親にメール

 

京都新聞 9月21日(水)8時30分配信

副校長が口止め依頼 立命館守山高、被害生徒母親にメール

 

立命館守山高の副校長から被害者の母親に送られたメール(画像の一部を加工しています)

 

 

 教え子の男子生徒にわいせつな行為をしたとして、滋賀県青少年健全育成条例違反の疑いで、立命館守山高(守山市)の元教諭の男(29)=神戸市中央区港島中町6丁目=が逮捕された事件で、同高の副校長が被害者の母親に、警察に通報しないよう口止めを依頼するメールを送っていたことが20日、京都新聞の取材で分かった。


 メールは被害者が5月に警察に事件を届け出た翌日に、母親の携帯電話に送信された。元教諭が学校法人からの処罰を受けることを示し、「警察事案となれば更(さら)に彼(元教諭)の将来の道もたたれます。彼のことを想(おも)うなら警察は避けるべきです」と書かれていた。


 母親は「謝罪の言葉もなければ、文面も非常に上から目線で腹が立つ。事件を隠そうとする学校の態度は許せない」と話している。


 元教諭は3月28日から4月2日の間、当時住んでいた草津市の自宅で2回にわたり、18歳未満であることを知りながら男子高校生=当時17歳=の下半身を触るなどした疑いで20日、大津署に逮捕された。学校関係者によると、元教諭は事件発覚後、5月下旬に高校を依願退職したという。


 立命館守山高を運営する学校法人立命館(京都市中京区)は取材に対し「個別的なことは答えられないが、こちらが知っている情報は警察に協力して渡しており、捜査の推移を見守りたい」とコメントした。

 

 

2016.9.23  京都新聞から転載

 

生徒にわいせつ 口止めメールに保護者会で批判相次ぐ

 

元高校教諭の男が、教え子にわいせつな行為をしたとして逮捕された事件で、MBSは21日夜開かれた保護者会の音声データを入手しました。生徒より教諭を優先したような学校側の対応に批判の声が上がりました。

 立命館守山高校の元教諭・中川剛容疑者(29)は、当時17歳だった教え子の男子生徒にわいせつな行為をした疑いで逮捕されました。自殺を考えるまで追い詰められた男子生徒が今年5月、やっとの思いで学校に相談したことで事件は発覚しました。ところが・・・

 「警察事案となれば更に彼(中川容疑者)の将来の道もたたれます。彼のことを想うなら警察は避けるべきです。」(副校長からのメール)

 副校長から被害生徒の母親に、警察への通報を控えるべきとの内容のメールが送られてきたのです。学校は21日夜、緊急の保護者会を開催。MBSはその音声を入手しました。

 「どうしても隠ぺいとしか私には取れないんですけれども」(保護者)
 「口止めのメールをされたのは事実なのかどうか?」(保護者)
 「メール自体は事実です。配信もしております。前後の文脈の中で読み取れば何を指しているか、警察は理解していただけると思っています」(副校長)

 副校長は「隠ぺいの意図はなかった」と釈明。しかし中川容疑者が「懲戒免職」でなく「依願退職」扱いだったことにも、保護者から批判が集まります。

 「腹割ってちゃんと喋ってもらわないと意味ない。なんでこの学校は懲戒免職と依願退職一緒なんですか?」(保護者)

 「教員が自ら採用試験を受け、なりたくてなった教師の仕事を自ら辞めるということについては、社会的な責任の中で(懲戒免職と)同じくらい重たいものだと」(学校側)

 「誠意があるようには感じられなかった。子どもの心に、声に耳を傾けていただいて真摯に向き合って、誠実な対応をいただきたい。正しい発言をなさっていただきたい」(被害にあった生徒の母親)

毎日放送

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