朝食が食べられない子どもには、行動や傾向に特徴がある?

 

子どもにちゃんと朝ご飯を食べて欲しい。どうすれば食べてくれるのか…簡単に食べられる朝食を用意したり、「朝食を食べなさい」と寝起きから声をかけたり。ご家庭でそれぞれの工夫をされているのでは。しかし、朝食が食べられない子どもには、行動や傾向に特徴があります。どのような特徴なのでしょうか?

朝食を食べられない3つの理由

 現在、朝食を食べられないお子さまに、次のような行動・傾向がないでしょうか。

1.夜更かしをしている
十分な睡眠時間を取れていないと、朝起きることができず、食欲もわきません。また、睡眠時間が減ることで集中力や記憶力が落ちる可能性があることは、さまざまな実験からも明らかです。年齢にもよりますが、高校生でも6時間以下の睡眠時間になってしまっているのなら注意しましょう。当然、夜更かしは朝の目覚めの悪さにもつながり、だらだらと布団の中で過ごせば朝食を摂る時間もなくなってしまいます。たとえ食欲があっても時間がなければ、朝食を摂らずに登校せざるを得ません。朝、余裕を持って起きられるように、しっかり睡眠時間を確保したいものです。

2.夜遅くに食べている
勉強のために夜食があったほうがいい場合もありますが、食べ過ぎれば朝までに消化できずおなかも空きません。夜間の身体はエネルギーを節約するようになっているため、肥満にもつながりやすいもの。夜食が必要な場合はあくまでも少量を。保護者が知らない間に「お菓子の食べ放題」になっていないかも注意しましょう。缶詰・レトルト食品なども買い置きが減っていないかチェックしてみてください。

夜食だけでなく、夕食が遅い、夕食の量が多すぎるといった可能性もあります。食事の時刻についてはさまざまな都合もあるため難しいですが、遅くなるようであれば量は軽めに。ついたくさん食べてしまうという子どもは、朝食を食べていないからこそ夕食の比重が大きくなっているのかもしれません。一日の食事の量のバランスを考え直してみましょう。

3.朝食を食べると太ると考えている
思春期に入る子どもは、思いのほか他人の目を気にします。「食べたら太ってしまう」と思い込み、必要以上のストレスを受けているかもしれません。ですが、朝食で食べたものは日中の活動で消費され、肥満の直接の原因にはなりません。むしろ、朝食を摂らないことで身体はエネルギーを節約しようとし、代謝を悪くしてしまうこともあります。正しい知識を伝え、ストレスなく朝食を食べられるようにしてあげましょう。もしも食べる量を加減するのであれば、先にも触れたように夜遅い時間の食事です。

 

食べることに関して「親離れ」してくる頃こそ注意が必要

 小学生までは、子どもが一日に食べるものを自然に把握することができたかもしれません。それは、常に保護者が食べ物を選び、用意していたからです。しかし、中学生以降ともなると子どもは精神的に親離れし、食べることに関してもひとりで考え、用意することができるようになります。冷蔵庫の中にある程度の食材があれば、どんなふうに食べたらいいか計画し、レンジで温めたり、火を使ったりすることもできます。つまり、「保護者が知らない食事」があるかもしれないのです。

自分の食べ物を自分で用意するのは自立へのステップではありますが、何も指標がなければ「食べたいものを食べたいだけ食べる」というスタンスになりかねません。どういったバランスで何を食べるべきか、折に触れて話し合えるようにしましょう。なかでも朝食の大切さは重要なテーマといえるのではないでしょうか。

 

 

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