東大受験に特化「N塾」、カドカワが開校 川上社長「1年で東大合格者を出す」

 

カドカワ(KADOKAWA・DWANGOから社名変更)と個別指導塾「坪田塾」を運営するビビッドは12月10日、東京大学へ進学志望者のみを対象にした全寮制の個別指導塾「N塾」を2016年4月に開校すると発表した。カドカワの川上量生社長は「1年間で、東大合格者を出す」と意気込む。


 来年4月に開校する通信制高校「N高等学校」の生徒のうち、東京大学を志す生徒だけを対象にした全寮制の個別指導塾。「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」の著者で、「坪田塾」を運営する坪田信貴さんが塾長を務める。

 Web上の「N高等学校」で高校卒業資格を取得しながら、全寮制の「N塾」(愛知県名古屋市)に入塾する。坪田塾の講師が対面形式で個別指導し、一律のカリキュラムではなく、生徒のレベルごとに内容を決める。「通常の高校は、定期テストや部活動など目標が複雑化しがち。東大一本に絞ることで、集中して受験に取り組める環境を」(坪田塾長)。

 初年度の定員は30人で、対象となるのは15~85歳の男性。受講費と寮費を合わせ、月額6万円で通えるほか、特待生制度も用意する。高校卒業資格の取得のため、15歳の生徒は3年間かかるが、高校を中退してN高等学校に再入学した生徒の場合は、最短1年間で東大に合格できる計算だ。

 入塾希望者には、2月14日に選抜試験を実施。筆記試験に加え、アンケート調査や心理テストも行う。坪田塾長によると、学力選抜ではなく、あくまで「東大進学後に、活躍する人材になれるか」を入塾基準にするという。

 「東大が求める人物像は、目標に対して1つの方法がダメでも、他の解法を出来るだけ試す、といった“多面的”なアプローチができる人。学力の高さではなく、そうした考えを持てる人に入塾してほしい」(坪田塾長)

 「試験日の2月14日はバレンタインデーだが、覚悟を決めた人なら“恋愛を封印”して来てくれると信じている」(川上社長)

 川上社長によると、10月の発表以来「N高等学校」への入学希望者が増える一方だが、「興味は持っても、保護者に了承を得られない子どもが多い」という。「初年度から、N高を信用してもらうのはハードルが高い。そこで『東大生を輩出する高校』を1つの目標とし、N高に対する保護者の意識を変えてもらう」(川上社長)──という狙いもある。

 坪田塾長は「世の中には、落ちこぼれた結果、社会や家庭で“負債”のように扱われる子どももいる。そうした『自分には出来ない』と思い込んでいる生徒こそ“隠れた資産”なので、周囲の環境を一変させるチャンスを提供したい」と語る。

●初心者向け「プロハイハイスクール」も

 N高等学校の通学コースとして、初心者向けのプログラミング専門スクール「プログラミングハイレベルハイスクール」(プロハイハイスクール)の開校も発表した。元ドワンゴ社員のプログラマー、草野翔さんが専任講師を務め、「ハイハイ(初心者)でも1年間で即戦力のプログラマーになれる」という。

 各種スクールを運営するバンタングループと提携し、バンタンゲームアカデミー東京校(東京・中目黒)で、週6日の集中授業を行う。講義は課題制作が中心で、30人の少人数制。年齢は関係なく、N高等学校の生徒であれば誰でも応募できる。

 

 

ITmedia ニュース


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