全国展開している個別指導塾の最大手「明光義塾」が、アルバイト学生への賃金を支払っていないとして厚生労働省の是正勧告を受けていたことがわかった。
厚生労働局から、今月、是正勧告を受けたのは、「明光義塾」を運営する明光ネットワークジャパン本社と、フランチャイズとして各地で「明光義塾」の教室を運営する4社。
明光ネットワークジャパンは、直営教室の宮城県内の教室で、講師のアルバイト学生に授業前後の準備などに必要な毎日1時間分以上にあたる給与を払っていなかったという。
労働組合に相談した23歳の大学院生の申し出を受け、労働基準監督署が調べたところ、賃金未払いが労働基準法違反にあたるとして今月6日付で是正が勧告されたという。
明光ネットワークは、「是正指導に基づいて誠実に対応し、フランチャイズ各社にも指導していく」としている。
2015年10月26日 日テレNEWS24